でわじんじゃほんでん
出羽神社本殿
社号額を書いたのは誰?
禅宗様式を取り入れた簡素な和様建築の本殿は、素朴さとともに厳かな印象です。それもそのはず、出羽神社は承応元年(1207)に勧請された神社。本殿自体は嘉永5年(1852)の建立ですが、800年以上の歴史を持つ古社です。
また、社号額の「羽黒大権現」の字は、江戸で有名な書家で磐城平藩内藤家に仕えた佐々木玄龍の筆によるもの。
長い歴史や有名人の揮毫など、人々の篤い信仰を物語っています。
また、社号額の「羽黒大権現」の字は、江戸で有名な書家で磐城平藩内藤家に仕えた佐々木玄龍の筆によるもの。
長い歴史や有名人の揮毫など、人々の篤い信仰を物語っています。
解説
出羽神社は、承元元年(1207) 羽黒大物忌神社として佐藤信濃守信貫が勧請し、以来800年以上の歴史を持つ。現社殿は附棟札より嘉永5年(1852)建立の一間社流造である。本殿規模は桁行間口7尺、梁間身舎6.3尺の内陣に5.6尺出の外陣となる向拝付きで身舎柱を7寸径の丸柱とし向拝柱は5.4寸の角柱で、組物は一手先出組で中備も出組とした禅宗様のデザインを取り入れ、妻飾りには虹梁大瓶束と簡素な和様建築である。
1枝3寸5分の枝割による建築木割寸法の二軒化粧本繁棰で茅葺屋根の大棟に千木3か所と鳥衾、この形態は大国魂神社や立鉾鹿島神社と同じで当地方の特徴である。
正面に板唐戸を立て、3方の廻縁を巡らせ刎高欄とし後柱筋は脇障子とする。御扉前に縁板に格子抜の御賽銭入が造られている。
現在は、向拝柱に幣殿部が取付き竪板で囲っている。
附指定の社号額「羽黒大権現」は元禄12年(1699)奉納で、江戸で著名な書家であり、磐城平藩内藤家に仕えた佐々木玄龍の書である。弟、文山と共に唐様書道家として有名である。
附指定の棟札
① 元禄五年(一六九二) 造替、領主内藤義孝
② 正徳六年(一七一六) 造替、領主内藤義秱
③ 嘉永五年(一八五二) 造替、領主牧野備後守
1枝3寸5分の枝割による建築木割寸法の二軒化粧本繁棰で茅葺屋根の大棟に千木3か所と鳥衾、この形態は大国魂神社や立鉾鹿島神社と同じで当地方の特徴である。
正面に板唐戸を立て、3方の廻縁を巡らせ刎高欄とし後柱筋は脇障子とする。御扉前に縁板に格子抜の御賽銭入が造られている。
現在は、向拝柱に幣殿部が取付き竪板で囲っている。
附指定の社号額「羽黒大権現」は元禄12年(1699)奉納で、江戸で著名な書家であり、磐城平藩内藤家に仕えた佐々木玄龍の書である。弟、文山と共に唐様書道家として有名である。
附指定の棟札
① 元禄五年(一六九二) 造替、領主内藤義孝
② 正徳六年(一七一六) 造替、領主内藤義秱
③ 嘉永五年(一八五二) 造替、領主牧野備後守
- 指定区分
- 市指定
- 種別
- 有形文化財(建造物)
- 住所
- いわき市平中神谷字石脇
- 施設名
- 出羽神社
- 指定年月日
- 平成19年6月27日