お人形様
お人形様の役目とは?
解説
昔から、6月は疫病 が流行しやすい時期と言われており、各地で疫病除けの行事が行われている。いわき市遠野町では、6月15日の牛頭天王 の祭り・天王祭に合わせて、疫病や災いが集落に入ってこないように、集落の境(村境)に大型のお人形様を立てる風習があった。お人形様は、麦藁と杉の葉でできており、怖そうな顔つきをしているのが特徴である。また、杉の枝で作った刀を差しているのも特徴であり、刀の柄には団子9個を藁に通したものを供えた。また、家々の門口にも小型のお人形様が立てられた。
お人形様がいつから作られたかは不明であるが、昭和7年(1932)発行の『郷土誌入遠野小学校』にお人形様に関する記載があるため、少なくともこの頃には行われていたと推測される。当時は入遠野および上遠野と合わせて20か所余りでお人形様が作られ、昭和40年代まで行事が盛んに行われていた。
お人形様がいつから作られたかは不明であるが、昭和7年(1932)発行の『郷土誌入遠野小学校』にお人形様に関する記載があるため、少なくともこの頃には行われていたと推測される。当時は入遠野および上遠野と合わせて20か所余りでお人形様が作られ、昭和40年代まで行事が盛んに行われていた。
昔から、6月は疫病が流行しやすい時期と言われており、各地で疫病除けの行事が行われている。いわき市遠野町では、6月15日の牛頭天王の祭り・天王祭に合わせて、疫病や災いが集落に入ってこないように、集落の境(村境)に大型のお人形様を立てる風習があった。お人形様は、麦藁と杉の葉でできており、怖そうな顔つきをしているのが特徴である。また、杉の枝で作った刀を差しているのも特徴であり、刀の柄には団子9個を藁に通したものを供えた。また、家々の門口にも小型のお人形様が立てられた。
お人形様がいつから作られたかは不明であるが、昭和7年(1932)発行の『郷土誌入遠野小学校』にお人形様に関する記載があるため、少なくともこの頃には行われていたと推測される。当時は入遠野および上遠野と合わせて20か所余りでお人形様が作られ、昭和40年代まで行事が盛んに行われていた。
お人形様がいつから作られたかは不明であるが、昭和7年(1932)発行の『郷土誌入遠野小学校』にお人形様に関する記載があるため、少なくともこの頃には行われていたと推測される。当時は入遠野および上遠野と合わせて20か所余りでお人形様が作られ、昭和40年代まで行事が盛んに行われていた。
- 住所
- いわき市鹿島町下矢田散野14-16
- 施設名
- いわき市暮らしの伝承郷