「ヤセンマ」、「背負子しょいこ」、「背負い梯子」とも呼ばれる。木でできた梯子はしごのような枠に藁縄を巻き、古布などで作った肩当てを付け、稲や米俵、刈草、薪や柴など、様々なものを背負って運ぶのに用いられた。
　やせうまは、江戸時代に山の収穫物を町へ運ぶために広く普及したとされている。当時は、重い荷物を背負って長時間、長距離を歩くのに重宝されていた。そのため、各農家にはいくつものやせうまがあったという。
　現在は、アルミの枠とナイロンの紐でできた、軽くて丈夫なものが登場している。なお、似た役割をする道具として、竹で編んだ背負いかごがある。

　「ヤセンマ」、「背負子」、「背負い梯子」とも呼ばれる。木でできた梯子のような枠に藁縄を巻き、古布などで作った肩当てを付け、稲や米俵、刈草、薪や柴など、様々なものを背負って運ぶのに用いられた。
　やせうまは、江戸時代に山の収穫物を町へ運ぶために広く普及したとされている。当時は、重い荷物を背負って長時間、長距離を歩くのに重宝されていた。そのため、各農家にはいくつものやせうまがあったという。
　現在は、アルミの枠とナイロンの紐でできた、軽くて丈夫なものが登場している。なお、似た役割をする道具として、竹で編んだ背負いかごがある。