猛烈な天
ここからはどんな風景が見える?
解説
心平は「天」の詩人とも言われ、「天」を題材にした詩を多く遺しています。
「猛烈な天」は比較的初期の詩集である『絶景』(1940年9月 八雲書林)に収録された詩で、中華民国中央政府(汪精衛政権)の宣伝部顧問として中国の南京にいたころに刊行されました。
心平は詩集『大白道』の「覚え書」に「支那事変から大東亜戦争勃発までの時間は私には暗く、私はその間は殆んど蛙と富士とをうたつてきたやうである。」 と書いており、『絶景』では薄暗いイメージの海を詠った詩篇が続いた後に「猛烈な天」を配しています。
「猛烈な天」は比較的初期の詩集である『絶景』(1940年9月 八雲書林)に収録された詩で、中華民国中央政府(汪精衛政権)の宣伝部顧問として中国の南京にいたころに刊行されました。
心平は詩集『大白道』の「覚え書」に「支那事変から大東亜戦争勃発までの時間は私には暗く、私はその間は殆んど蛙と富士とをうたつてきたやうである。」 と書いており、『絶景』では薄暗いイメージの海を詠った詩篇が続いた後に「猛烈な天」を配しています。
- 住所
- いわき市小川町高萩下タ道1−39
- 施設名
- いわき市立草野心平記念文学館