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竪坑櫓

どうやって炭鉱の中に降りていったの?

解説

 炭鉱では地下の坑道へ下りていく方法に、斜坑と竪坑があった。
 そのうち竪坑は地下深く垂直に穴を掘り、穴の上には竪坑櫓という大きな櫓を建て、その上に矢弦車(やげんしゃ)という大きな矢車を設置し、矢弦車にワイヤーをかけて大きなケージをつるして、ケージのなかに人間や石炭をいれて上げ下ろしていた。いわば巨大なエレベーターである。
 常磐炭礦の西部坑で実際に使われていたエレベーターは 2 階建てで、保安帽、ヘッドライトなどを装備した炭鉱夫を一度に 54 人も乗せて地下 600 メートルまで運んでいた。
住所
いわき市常磐湯本町向田3−1
施設名
いわき市石炭・化石館(ほるる)

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