とうみ
唐箕
2つの出口からは、それぞれ何が出てくる?
解説
脱穀をした後に玄米と籾殻・異物を選別する道具。上部の漏斗 と呼ばれる口から脱穀後の米を入れ、持ち手を回して風を起こし、その風力を利用して左側の口から籾殻などを飛ばす。そして、品質が良く重い米は下部手前の一番口、それよりも軽い米は下部裏側の二番口と呼ばれる口からそれぞれ出てくる。米だけでなく、豆や蕎麦の実、麦などでも使用した。
唐箕は、中国で発明されたもので、日本では貞享元年(1684)に佐瀬与次右衛 が著した『会津農書』に書かれているのが初見である。その後、明治時代から大正時代にかけて広く普及し、昭和時代中期頃まで使用された。
唐箕は、中国で発明されたもので、日本では貞享元年(1684)に
脱穀をした後に玄米と籾殻・異物を選別する道具。上部の漏斗と呼ばれる口から脱穀後の米を入れ、持ち手を回して風を起こし、その風力を利用して左側の口から籾殻などを飛ばす。そして、品質が良く重い米は下部手前の一番口、それよりも軽い米は下部裏側の二番口と呼ばれる口からそれぞれ出てくる。米だけでなく、豆や蕎麦の実、麦などでも使用した。
唐箕は、中国で発明されたもので、日本では貞享元年(1684)に佐瀬与次右衛が著した『会津農書』に書かれているのが初見である。その後、明治時代から大正時代にかけて広く普及し、昭和時代中期頃まで使用された。
唐箕は、中国で発明されたもので、日本では貞享元年(1684)に佐瀬与次右衛が著した『会津農書』に書かれているのが初見である。その後、明治時代から大正時代にかけて広く普及し、昭和時代中期頃まで使用された。
- 住所
- いわき市鹿島町下矢田散野14-16
- 施設名
- いわき市暮らしの伝承郷