エゾセラス
本当に北海道生まれ?
解説
いわき市アンモナイトセンターで行われている化石体験発掘の際に発見された。ノストセラス科に属する本種はこれまで北海道に分布する蝦夷層群からの産出が知られているだけであったが、双葉層群からの産出が確認されたことで、従来考えられていたよりも広い地理的分布を持っていた事が明らかとなった。また、北海道の蝦夷層群では上部コニアシアンからの産出であったが、双葉層群足沢層からの産出であることから、少なくとも、その生息年代は中期コニアシアンまで遡る。
- 住所
- いわき市大久町大久鶴房147−2
- 施設名
- いわき市アンモナイトセンター