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どずるす

土摺臼

便利な土摺臼。しかし欠点も…?

解説

 脱穀後の籾摺もみすり(籾から籾殻を取り除き、玄米にする)作業の際に用いる道具。木で作ったものを木摺臼きずるすと呼ぶのに対し、粘土を固めて作ったものを土摺臼という。上部から籾を入れ、上臼を回転させて、上臼と下臼で籾をこすり合わせて籾殻をむきとる。臼を回転させる際には、2、3人がかりで行われた。
 土摺臼は、寛永元年(1624)に中国から長崎に来た職人によって伝えられたとされ、以降広く普及した。木摺臼と比べて効率よく作業ができるが、その一方で米が割れやすいという欠点があったため、幕府や藩からしばしば禁止令が出された。
 脱穀後の籾摺り(籾から籾殻を取り除き、玄米にする)作業の際に用いる道具。木で作ったものを木摺臼と呼ぶのに対し、粘土を固めて作ったものを土摺臼という。上部から籾を入れ、上臼を回転させて、上臼と下臼で籾をこすり合わせて籾殻をむきとる。臼を回転させる際には、2、3人がかりで行われた。
 土摺臼は、寛永元年(1624)に中国から長崎に来た職人によって伝えられたとされ、以降広く普及した。木摺臼と比べて効率よく作業ができるが、その一方で米が割れやすいという欠点があったため、幕府や藩からしばしば禁止令が出された。
住所
いわき市鹿島町下矢田散野14-16
施設名
いわき市暮らしの伝承郷

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