アマゾンの魚の化石
詩にも詠まれたお気に入りの化石?
解説
詩人草野心平は石好きでも知られていました。自身で石を拾ったり、知人から石をもらうこともありました。彼の詩やエッセイなどでも石に関するものが見られます。
この「アマゾンの魚の化石」は1979年に心平がNHKディレクターの吉田直哉氏からもらったものです。ブラジルのシングー川で採れたという魚の化石を、心平は自分が書いた「漟漟」の字の額と交換しました。
心平はこの魚の化石について「石の魚」という詩を書いています。詩の中で「長さは二十八センチ。幅六センチ。細かい鱗も正しく並び尾鰭もピンとはねてゐる。」と語られるように、はっきりと魚の姿を残しています。
この「アマゾンの魚の化石」は1979年に心平がNHKディレクターの吉田直哉氏からもらったものです。ブラジルのシングー川で採れたという魚の化石を、心平は自分が書いた「漟漟」の字の額と交換しました。
心平はこの魚の化石について「石の魚」という詩を書いています。詩の中で「長さは二十八センチ。幅六センチ。細かい鱗も正しく並び尾鰭もピンとはねてゐる。」と語られるように、はっきりと魚の姿を残しています。
- 住所
- いわき市小川町高萩下タ道1−39
- 施設名
- いわき市立草野心平記念文学館