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中谷泰「炭坑町」

ここはどのような町だったと思いますか?

解説

 中谷泰は、1909年三重県松阪市に生まれた。1929年上京し、川端画学校で学ぶ。1930年第8回春陽展に初入選以来、入選を重ね、1943年には春陽会会員に推挙される。戦後も精力的な活動を続け、1950年代半ばには、佐藤忠良、若松光一郎らとともにいわきの炭鉱をスケッチに訪れ、この体験は彼の後の制作に大きな影響を与えることになる。1971年から1977年まで東京藝術大学美術学部の教授をつとめる。また1988年には三重県立美術館で回顧展が開催された。1993年死去。
 中谷泰は、炭鉱や陶土採掘場などに関心を寄せた画家としてよく知られ、この作品も炭鉱が地域最大の地場産業であった頃のいわきの炭鉱風景が描かれている。
住所
いわき市平堂根町4−4
施設名
いわき市立美術館

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