かしこぬまうなぎせいそくち
賢沼ウナギ生息地
かつて棲息していた巨大ウナギ。どうしてそんなに大きく育ったの?
弁天堂の浮御堂の床下をのぞくと、コイに混じってウナギがゆらり。
賢沼寺密蔵院弁天堂の近くに広がる賢沼には、昔からウナギが棲息していました。今は普通の大きさですが、かつては大人の腕ほどの巨大ウナギがいたというから驚きです。ここには弁財天が祀られていることから、殺生が禁じられていました。そのため、ウナギは自由にのびのびと育つことができたのでしょう。
お寺でウナギを眺める、そんな珍しい体験も良いですね。
賢沼寺密蔵院弁天堂の近くに広がる賢沼には、昔からウナギが棲息していました。今は普通の大きさですが、かつては大人の腕ほどの巨大ウナギがいたというから驚きです。ここには弁財天が祀られていることから、殺生が禁じられていました。そのため、ウナギは自由にのびのびと育つことができたのでしょう。
お寺でウナギを眺める、そんな珍しい体験も良いですね。
解説
平沼ノ内地内の丘陵地に賢沼がある。周囲の丘陵地から賢沼に集まった水は、水路を通って弁天川へ落ちる。沼は文部科学省の所有になっている。
面積218アール。沼の北側に賢沼寺密蔵院弁天堂があり、その浮御堂の床下でコイに混じってウナギを見ることができる。
殺生を戒める弁財天信仰とも結びついて保護されてきたこともあり、以前は大人の腕ほどの巨大ウナギが見られたが、今は普通の大きさのウナギが少し見られる程度である。
ウナギが淡水に棲むのはシラスウナギ幼生(体長6㎝)以後のもので、産卵時期には降海回遊するのが一般的である。賢沼のウナギも川を遡ってきたものと思われる。また、成魚は保護されて巨大化し、一生をこの沼で過ごしたとも考えられる。
国の天然記念物のウナギは、賢沼と岐阜県粥川のものは普通の日本ウナギであるが、他に別種のオオウナギが指定になっているところもある。
ウナギ(ウナギ科)
ウナギは背びれ・尾びれ・しりびれは連続し、腹びれはなく、体には斑紋がない。オオウナギには褐色の斑紋がある。日本ウナギの産卵場は、マリアナ海溝と推定され、レプトケファレス幼生になって海流にのり、日本近海に近づく。変態したシラスウナギ幼生は1月から5月下旬ころまでの間に、川を遡って小川や沼に入る。夜行性で昼は物かげに静止して動かない。
面積218アール。沼の北側に賢沼寺密蔵院弁天堂があり、その浮御堂の床下でコイに混じってウナギを見ることができる。
殺生を戒める弁財天信仰とも結びついて保護されてきたこともあり、以前は大人の腕ほどの巨大ウナギが見られたが、今は普通の大きさのウナギが少し見られる程度である。
ウナギが淡水に棲むのはシラスウナギ幼生(体長6㎝)以後のもので、産卵時期には降海回遊するのが一般的である。賢沼のウナギも川を遡ってきたものと思われる。また、成魚は保護されて巨大化し、一生をこの沼で過ごしたとも考えられる。
国の天然記念物のウナギは、賢沼と岐阜県粥川のものは普通の日本ウナギであるが、他に別種のオオウナギが指定になっているところもある。
ウナギ(ウナギ科)
ウナギは背びれ・尾びれ・しりびれは連続し、腹びれはなく、体には斑紋がない。オオウナギには褐色の斑紋がある。日本ウナギの産卵場は、マリアナ海溝と推定され、レプトケファレス幼生になって海流にのり、日本近海に近づく。変態したシラスウナギ幼生は1月から5月下旬ころまでの間に、川を遡って小川や沼に入る。夜行性で昼は物かげに静止して動かない。
- 指定区分
- 国指定
- 種別
- 天然記念物
- 住所
- いわき市平沼ノ内字代ノ下
- 施設名
- いわき市
- 指定年月日
- 昭和14年9月7日