はりゅうじのびゃくしん(いぶき)
波立寺のビャクシン(イブキ)
このビャクシンの樹齢は何年?
樹の根元に立ち見上げると、その高さとフサフサと茂った枝葉の迫力に圧倒されてしまいます。
波立寺の境内にはヒノキの仲間であるビャクシンが雌雄一対で立っています。
福島県内でも最大級のこのビャクシン、なんと樹齢は約500年以上と考えられています。雌株はかつて落雷に遭ってしまったようで枝の一部が枯死しているものの、両方とも今も育成は良好。2本は共に長い年月を過ごしてきたのですね。
波立寺の境内にはヒノキの仲間であるビャクシンが雌雄一対で立っています。
福島県内でも最大級のこのビャクシン、なんと樹齢は約500年以上と考えられています。雌株はかつて落雷に遭ってしまったようで枝の一部が枯死しているものの、両方とも今も育成は良好。2本は共に長い年月を過ごしてきたのですね。
解説
雄株は境内仁王門側にあり、樹高13.3m、根廻り4.64m。雌株は境内薬師堂側にあり、樹高15.9m、根廻り5.02m。いずれの株も高さ2m以下のところから幹が分岐している。
ビャクシンはヒノキ科ビャクシン属の常緑高~低木で、日光不足に弱いため海岸近くの環境が適している。自生のものは岩手県以南から九州の主に太平洋側に分布している。樹皮は灰褐色で、果実は球形。開花した翌年の秋に直径6~8mmの紛白をおびた紫黒色の毬果が成熟する。「ふくしまレッドリスト」(2022年版)では、準絶滅危惧に指定されている。
このビャクシンはどちらも剪定は行われておらず、自然樹形。害虫などによる被害も見られず、生育は概ね良好である。ただし、雌株には落雷の痕跡があり、枝の一部が枯死している。樹齢は、寸法が近い同種の例から考えると、500年以上と推定される。薬師堂が文明年間(1469~1487)の造営とされているので、それ以降に植えられた可能性がある。
福島県内では元々まれな樹種であり、現存するビャクシンの中では、最も大きな巨樹である。近くにはビャクシンが自生している場所があり、このビャクシンもそこに由来すると考えられる。郷土樹種の遺伝子資源として貴重である。
ビャクシンはヒノキ科ビャクシン属の常緑高~低木で、日光不足に弱いため海岸近くの環境が適している。自生のものは岩手県以南から九州の主に太平洋側に分布している。樹皮は灰褐色で、果実は球形。開花した翌年の秋に直径6~8mmの紛白をおびた紫黒色の毬果が成熟する。「ふくしまレッドリスト」(2022年版)では、準絶滅危惧に指定されている。
このビャクシンはどちらも剪定は行われておらず、自然樹形。害虫などによる被害も見られず、生育は概ね良好である。ただし、雌株には落雷の痕跡があり、枝の一部が枯死している。樹齢は、寸法が近い同種の例から考えると、500年以上と推定される。薬師堂が文明年間(1469~1487)の造営とされているので、それ以降に植えられた可能性がある。
福島県内では元々まれな樹種であり、現存するビャクシンの中では、最も大きな巨樹である。近くにはビャクシンが自生している場所があり、このビャクシンもそこに由来すると考えられる。郷土樹種の遺伝子資源として貴重である。
- 指定区分
- 市指定
- 種別
- 天然記念物
- 住所
- いわき市久之浜町田之網字横内
- 施設名
- 波立寺
- 指定年月日
- 令和6年4月30日