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せんしょうじ

専称寺

かぐわしい香りがただよいます。専称寺を代表する花は何でしょうか?

 いわき市の東部、夏井川右岸の小高い丘の上に梅福山報恩院専称寺はあります。
 専称寺は応永2年(1395)に創建され、浄土宗名名越派の総本山檀林寺でした。檀林寺とは、僧侶の学問修養の道場となったお寺をいいます。
 現在は、およそ500本の梅が境内に植えられ、梅の名所として広く知られています。梅の花は3月が見頃だとか。梅の花見に合わせて国指定重要文化財である本堂、庫裏、総門をはじめ市指定有形文化財の鐘楼堂など、見て回ってはいかがでしょうか。

解説

 梅福山報恩院専称寺は、太平洋を望む風光明媚な東傾斜地に伽藍配置された、浄土宗名越派の総本山檀林寺であった。成蓮社良就上人十聲が創建建立した応永2年(1395)から、この地に連綿と続いている寺で、現在は梅の名勝地として、いわき市民に広く知られている。山門を潜り本堂に向かって右側に庫裏、左側に開山堂が配され、山門外の右下には袴腰鐘楼がある。寛文8年(1668)に伽藍の大部分が焼失した記録が残されている。
 なお、本堂、庫裏、総門が国指定重要文化財(建造物)(平成16年7月6日指定)となっているほか、境域が県指定史跡・名勝(昭和62年3月27日指定)、鐘楼堂が市指定有形文化財(建造物)(昭和59年1月24日)となっている。
指定区分
国指定
種別
重要文化財(建造物)
住所
いわき市平山崎梅福山
施設名
専称寺
指定年月日
平成16年7月6日

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